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「小さな冬の楽しみ」終了しました

先週末に無事トリの市での展示「小さな冬の楽しみ」が終了しました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。久しぶりの方、初めての方、いつも来ていただく方など、たくさんの皆さんに見ていただくことができて、準備の苦労も報われました。
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トリの市は初めて参加しましたが、ちょっとしたお祭りのようでした。作家の皆様が縁日のようにお店を並べて、私も店主にでもなったような気分で楽しく参加できました。私の展示場所も決して広くはなかったので、数人来ていただくとあっという間に混みこみになってしまいましたが、みなさん根気よく、譲り合って見てくださっていたのが印象的でした。
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たくさんの作家さんたちが参加されていたので、それぞれお目当てのものをゲットしようと開始早々たくさんの人でにぎわっていました。お天気も良かったので、近所にお住まいの方がふらっと立ち寄ることもあり、鳥にまったく興味がなかった方も、鳥好きの世界を垣間見ていただけたのではないかと思います。

展示について少し説明すると、
今回は「小さな冬の楽しみ」と題して、冬を感じさせるような展示にしました。今回のお客さんはおそらく女性の方が多いだろうなと思ったので、クリスマスのテイストも少し加えて少し女子力高めの展示にしたつもりです。
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参加した鳥は、
コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、スズメ、ヤマガラ、ツグミ、キクイタダキ、ヒレンジャク、ゴジュウカラ、トラツグミ、アオジ、アトリ、ウソ、ジョウビタキ、小さな水鳥たちがたくさん

うち新作は、
ヒレンジャク、羽繕いするシジュウカラ、飛んでるキクイタダキ、コガラ3羽です。

自作のリースやカゴを使って壁面とテーブルを使って、飛んでる鳥なども使って立体的に飾りました。落ち葉やノイバラの実、マツボックリやモミジバフウの堅果、当日自宅で刈り取っていったアイビーやハツユキカズラの蔓など自然の素材で華やかさと色もプラス。
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あと、小さな水鳥はクリスマスツリー風にアレンジして展示しました。土台のツリーは自宅で剪定した枝を使って自作しました。ただ並べるだけの時よりだいぶ華やかになったかと思います。
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スズメたちは落ち葉の上でガサガサしていて、なにがあるの?とヤマガラやシジュウカラが見にきているところ。カラ類の混群や、シンボル的にいるツグミの周りをキクイタダキが飛び回って、枯れ木の林にアカゲラやヒレンジャク、ゴジュウカラ、ジョウビタキがいる様子、そんな感じで一応不自然にならないような並べ方になってたかと思います。
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販売品については、今回は小ぶりのリース、オーナメント、クリスマスカード、おなじみのポストカードです。それまで色々構想してもっと品揃え豊かにしたかったのですが、なかなか実際に作りきれないものですね。販売で何がたいへんって、作品を作るのは全然いいのですが、梱包資材を準備しなくちゃいけないところで、そうしたものの準備がなにより面倒。大きさや形が一定になるようなもの以外はなかなか提供できませんね。
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オーナメントは今回初の販売でしたが、人気が予想されたジョウビタキも早々に完売しました。
もっといろいろ作ってみたかったので、また気が向いたら作ってみます。あと、今回2つだけリースをご用意しましたが、最初の1時間も経たないうちに2つとも売れていきました。ありがたや〜。ちなみに、今回鳥のオーナメントを飾るためのツリーは、その場で組み立てできるシンプルなものを自作しました。
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おかげさまで、たくさんの方に買っていただけて、また制作もろもろのための軍資金が確保できました。お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。

このトリの市で今年の予定は終了です。今年は夏から続けて3回の展示を行いました。この夏以降はプライベートでもいろいろあり、本当に後半は忙しかったですが、なんとか滞りなく終えることができてよかったです。来年は9月に行う個展の準備に集中するため、しばらく展示はお休みです。といっても個展までたった8ヶ月(ひぇ〜〜!)なので、満足いく準備ができるのか少々不安ですが、がんばりますので、今後ともよろしくおねがいします。

姿も声も美しいゴシキヒワ

新作のゴシキヒワ(Carduelis carduelis)のオスです。英名はEuropean Gold Finch。以前米国のGolden Finchを作りましたが、これはGold Finch。でもゴールドというより、頭の赤色の方が印象的です。日本では見られない鳥で、今年夏に英国で見た鳥たちをじわじわ作り始めています。
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思いの外くちばしが長いというのが、作っていて印象に残りました。羊毛だとくちばしのシャープさを出すのがとても難しいので、フィンチ類は結構苦手な部類に入りますが、すこしづつ克服していくためにも頑張って作っていこうと思います。
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英国では、それほど珍しくない鳥のようで、滞在中も何度か会いました。私はケンブリッジ郊外とウェールズで見ました。よく欧米の絵画に描かれている印象があります。少し調べてみたら宗教画にもよく出てくるようですし、ヴィヴァルディのフルート協奏曲に「ゴシキヒワ」という曲もあるそうですよ。ヨーロッパの文化に関わりが深いようで、そんな鳥をきちんと観察でき興奮しました。

ウェールズで泊まったB&Bの周りを散策していたら、樹上できれいな声で鳴いていました。作った鳥を見てるとそんなことも思い出したりできて嬉しいです。
これはケンブリッジ郊外で撮ったきれいなオス。191210ゴシキヒワ1

鳴き声も見た目もよいので、飼い鳥としても取引されているようです。そんな鳥を自然の中で、野生の姿を見られるというのはまた感慨深いものです。分布は広く、ヨーロッパ全域にいるようです。ニュージーランドやオーストラリアでは外来種として生息しているようです。日本でも記録があるそうですが、飼い鳥としても知られているので、籠抜けの可能性もあるようです。

これから英国の鳥も増えていくと思いますので、乞うご期待!

冬の華やかさん、ヒレンジャク

新作のヒレンジャク(Bombycilla japonica)です。いちおうメスです。
冬の鳥の展示に、なにか華やかな新作を、と考えて作りました。ほんとはヤドリギも添えたいところですが、もちろんそこまでは手がまわらないので、本体のみ。
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ずいぶん前に一度だけチャレンジしたことがあるのですが、力及ばず途中で断念した苦い記憶があります。以外とスタイルが独特で、簡単にいけそうなのに、作ると意外と難しい気がします。今回はおかげさまで、以前よりは腕も上がったので(自分で言うww)、最後まで完成させることができました。頭の冠羽ももりもりです。
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レンジャク類は、私からするとまさに「ザ・グラデーション」。全体のあいまいな色の移り変わりが肝だと思っています。何色も何色も混ぜたり重ねたりして、自然なグラデーションになるようこころがけました。
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本当はもっと冬枯れしたところのほうが本体が映えますが、せっかく紅葉が美しいので合わせてみました。
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「小さな冬の楽しみ」展で展示しますので、ぜひ実物を見に来てください。

本物とはニアミスすることが多くて、私にとってはなんとなく縁遠いレンジャク類。結局昨シーズンは見れずじまいで終わったので、ここしばらくご無沙汰しています。今季はなんとかどこかでお目にかかりたいものです。

クリスマスプレゼントにいかがですか

来週末の日本野鳥の会のトリの市はたくさんの作家さんが参加されていて、来場される皆さんのお目当てはお買い物のはずです。私もメインは展示ですが、物販もおこないます。クリスマス近くなので、プレゼントになるようなツリーのオーナメントや、クリスマスカードを用意しました。

オーナメントは、おなじみシジュウカラと、今回の展示のイメージにあわせてコガラ、冬のアイドルのジョウビタキのオスとメスの計4種。数には限りがありますので、早いもの勝ちです。特にジョウビタキのメスは3羽作って力尽きましたww。地味な割にはグラデーションだと意外と手間がかかります。191208オーナメント1
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くちばしは竹、削り出し彩色して、ツヤが出るよう少し磨いてあります。足はありません。
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それぞれ表情が違います。ぜひ会場で実際に手にとって気に入った子を選んでください。ツリーに飾ってみたらこんな感じになります。
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クリスマスの間はもちろんツリーに、あとリースにもおすすめ。クリスマスが終わっても、ライトにぶらさげてみたり、カーテンタッセルにぶらさげてみたりも楽しいかもしれません。

リボンはしっかりとめてありますが、その分羊毛フェルトはやわらかいので、ぶら下げて持ち歩くと、だんだんリボンにひっぱられて鳥自体の形がくずれるおそれがありますので、キーホルダーのような使い方は想定していませんが、ブローチで胸にぶらさげたりするのはちょっとかわいいかもしれません。くちばしは抜けたりずれたりするので、ひっぱらないようご注意してくださいね。

クリスマスカードは5種類。こちらもツリーにそのまま吊り下げられるようにリボン付きです。
191208クリスマスカード4
191208クリスマスカード3
191208クリスマスカード2
191208クリスマスカード1オーナメントと一緒にプレゼントに添えたり、活用いただけたらと思います。

あと、この2つだけですが、リースも用意してみました。
191208リース
エナガとシマエナガの2バージョンです。きまぐれで制作したもので、どちらもそれぞれひとつ限定です。我が家で収穫したアケビの蔓のリースに、八ヶ岳山麓で採取したノイバラの実をアクセントに添えました。どちらもなにも処理していない自然素材なので、捨てる時は楽ですがww、それをご了解いただける方にお持ち帰りいただけたらありがたいです。

鳥が好きな誰かにプレゼントしてほっこりしてほしいな〜と思いながらご用意しました。
ぜひ会場で展示と一緒にお買い物もお楽しみください。


>>「日本野鳥の会 第9回トリの市」のサイト

コガラたち

新作のコガラです。といっても種としてはこれまでも何度か作りましたが、新たに新作として今回の「トリの市」での展示のために新しく3羽作りました。今回の展示のイメージ画像にも使われています。
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私がコガラで思い浮かぶのは、静かな雪の降る山の景色。野辺山の雪の中飛び回っていたのが印象に残っているのだと思います。今回の冬の展示にはぴったりだなと思ってこのイメージ画像に使いました。
フロスティな環境がよく似合う。
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画像にはいないですが、新作のうち1羽は飛んでいます。ぜひ実物を会場でご覧ください。会場には4羽いると思いますが、1羽はだいぶ前に作ったものです、どれがその1羽かあててみてくださいね。

プロフィール

つぐみ

Author:つぐみ
羊毛ニードルフェルト作家。自然や野生の生き物をお手本にいろいろ作っています。
東京農工大学卒。国際自然保護NGOで働いた後、独学でニードルフェルトをはじめました。自然や鳥、野生の生き物たちからインスピレーションを受け、色々なものを作っていきたいと思います。

日本ワイルドライフアート協会会員
Facebookページ「つぐみ工房」https://www.facebook.com/toritokinoko

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2016年2月17日〜22日にモノギャラリー(吉祥寺)で個展開催
2016年7月7日〜23日にnito cafe(吉祥寺)で個展開催
2016年11月20日、23日、26日、27日に東京港野鳥公園で作品展開催
2018年1月14日〜20日 第5回女視展(有楽町)参加
2018年11月11月〜12月2日 谷津干潟自然観察センター で個展
2019年8月、2019年8月 ホビーズワールド(神田)で作品展
2019年10月〜11月 ECOM駿河台(御茶ノ水)で個展開催など

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