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暑い夏のミラクルな一日

東京も長雨が止んだと思った途端猛烈な暑さで、一層外に出かけるのが億劫になってきた中、晴れ間を無駄にすまいと、先日山の方まで出かけてきました。そんな日でも鳥はいなくとも、虫やキノコなら楽しめるはずなので。

その日すでに時間もお昼近く、気温も高くあまり鳥の声すらしません。やっぱりなぁという感じで歩き始めてすぐ、夫が「アオバズクだ!」と叫びました。あまりに突然で「何?アオバトのこと?」と見上げる先を探したところ、なんと本当にアオバズクがちょこんと止まっていたのです。

150724アオバズク4

距離は多少あるものの、枝被りもなく、我々2人とアオバズクの間には何もない上に、人もいないので、まったくの2人と1羽の世界。アオバズクの方はその場を移動する気配はないものの、時々羽繕いをしたり、頭を掻いてみたり、目も大きく開けたり閉じたり、こちらは飽きずにいつまでも見ていられます。ある程度の距離はあるので、我々の存在も多少意識しているようだけど、緊張感はなく、こちらが汗だくなのはおかまいなしの涼しい顔でのんびり過ごしていました。

150724アオバズク2

150724アオバズク1

とにかく観察しやすい所にとまってくれているので、こちらもなかなか去り難かったのですが、あまり長居もよくないかと、ひとまず先を急ぎました。

その日はその後結局、鳥に関しては、ホトトギスやイカルは鳴いていましたが、メジロやウグイスしか姿を見ることはできませんでした。でもタマムシやルリボシカミキリでひとまずテンション↑
150724アオバズク5
150724アオバズク6

そして数時間後の帰りにまた同じ所を通ったところ、アオバズクはまだ同じ場所にいてくれました。とにかく場所が良くて、ちょっと下から見上げて見たり、横顔を見て見たりといろんな方向から見ることができました。見る方向によって目の表情が変わるのも、アオバズクの素敵なところ。こちらが下から見上げると、ちょっと睨まれて、狙われてる獲物の気持ちになれますし、目を大きく見開いたびっくり顔とか、目を閉じた時の土偶顔など、表情の豊かさを存分に楽しめました。

目を閉じるとまるで土偶(笑)
150724アオバズク3

そして最後にもうひとつミラクルが!!
アオバズクに後ろ髪を引かれつつ帰ろうと歩き始めてすぐ、長さ10cmちょっとぐらいの羽が落ちているのが目に止まりました。ボサボサになって、泥にまみれて決してフレッシュではないのですが、私は直感的に「フクロウの羽根だ!」と思いました。なんとアオバズクを見た帰りにフクロウの羽根を拾ってしまうという2度目の奇跡です。こんなことがあるんですね。

150724フクロウの羽1

家で洗って羽根図鑑などで確認しましたが、ビロード上の表面や鋸歯状の縁など、ほぼ間違いなくフクロウの羽根だと思います。いつか拾ってみたいと思っていたのにこんな日にそれが実現してしまうとは。なにかの啓示でしょうか?

150724フクロウの羽2

本当に素敵な一日で、その後しばらくその余韻を楽しみました。そこにいることがわかっている珍しい鳥を見に行くのも楽しいですが、やっぱり予期しない時に予期しない鳥を自分自身の目で見つけること以上に嬉しいことはないです。そんな理想的な出会いもそうそう体験できるものでもないので、本当に嬉しかったです。これだから鳥見はやめられません。

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プロフィール

つぐみ

Author:つぐみ
羊毛ニードルフェルト作家。自然や野生の生き物をお手本にいろいろ作っています。
東京農工大学卒。国際自然保護NGOで働いた後、独学でニードルフェルトをはじめました。自然や鳥、野生の生き物たちからインスピレーションを受け、色々なものを作っていきたいと思います。

日本ワイルドライフアート協会会員
Facebookページ「つぐみ工房」https://www.facebook.com/toritokinoko

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2016年2月17日〜22日にモノギャラリー(吉祥寺)で個展開催
2016年7月7日〜23日にnito cafe(吉祥寺)で個展開催
2016年11月20日、23日、26日、27日に東京港野鳥公園で作品展開催
2018年1月14日〜20日 第5回女視展(有楽町)参加
2018年11月11月〜12月2日 谷津干潟自然観察センター で作品展
2019年8月、2019年8月 ホビーズワールド(神田)で作品展
2019年10月〜11月 ECOM駿河台(御茶ノ水)で作品展開催予定など

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