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香港では羊毛フェルトのシマアオジが

香港で私の作品を参考にしてフェルトで鳥を作り、それを保護活動に役立てているというお話を聞きました。とても嬉しく、またとても興味深い話でもありますのでご紹介します。

Hong Kong Bird Watching Society(HKBWS)のJessica Wongさんは、羊毛フェルトでシマアオジを作り、普及啓発活動などに活用しているそうです。HKBWSは2018年を「the Year of Yellow-breasted Bunting(シマアオジの年)」として活動を行ってきました。シマアオジはレッドリストでも近年 Critically Endangered(近絶滅種)にアップリストされ、個体数の減少が懸念されている鳥なのは日本の皆さんもご存知かと思いますが、かつてはたくさん見られた北海道でもほとんどわずかしか見られなくなっていると聞きます。HKBWSでは、シマアオジにやさしい環境を整える活動や、中国で食用に過剰消費されている事実を知ってもらうための普及啓発活動をおこなっていて、その一環として、この問題に対する関心を高めようと、彼女の作った羊毛フェルトのシマアオジをはじめ、いろんなアート作品を集めた展示などもおこなったそうです。

とってもよく出来てて、シマアオジ愛が伝わります。181213HKBWS4
普及啓発活動の様子
181213HKBWS1

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181213HKBWS2
これらはJessicaさんから少しうかがっただけで、詳しく活動の内容を把握しているわけではありませんが、かつては野生生物の取引監視の仕事をしていた身としては気にならないわけがなく、彼女のフェルト作品と一緒にこうした保護活動が行われているということを、せっかくなのでみなさんにもシェアさせていただきました。ちなみに、写真はご本人からいただき、許可を得て掲載しています。

詳しくはHKBWSのページに(といっても中国語ですが。。)
https://www.hkbws.org.hk/cms/index.php/ybb
Facebookページもありますので、こっちの方がわかりやすいかな。
https://www.facebook.com/hkbws/

ちょっと調べていたら、日本でも、バードライフ・インターナショナルや日本野鳥の会とロシアの研究者の間などで調査などがおこなわれているようです。興味を持った方ぜひ、ぜひ見てみてくださいね。
>>「シマアオジを 絶滅の危機から守る」日本野鳥の会のサイト
>>「シマアオジ:普通種から絶滅寸前へ」バードライフインターナショナルのサイト

作ったものをこうして実際の生き物たちのために役立てるというのは、私も常に意識していることですが、素敵な取り組みだな〜と思います。これからも頑張ってほしいです。
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プロフィール

つぐみ

Author:つぐみ
羊毛ニードルフェルト作家。自然や野生の生き物をお手本にいろいろ作っています。
東京農工大学卒。国際自然保護NGOで働いた後、独学でニードルフェルトをはじめました。自然や鳥、野生の生き物たちからインスピレーションを受け、色々なものを作っていきたいと思います。

日本ワイルドライフアート協会会員
Facebookページ「つぐみ工房」https://www.facebook.com/toritokinoko

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2016年2月17日〜22日にモノギャラリー(吉祥寺)で個展開催
2016年7月7日〜23日にnito cafe(吉祥寺)で個展開催
2016年11月20日、23日、26日、27日に東京港野鳥公園で作品展開催
2018年1月14日〜20日 第5回女視展(有楽町)参加
2018年11月11月〜12月2日 谷津干潟自然観察センター で作品展
2019年8月、2019年8月 ホビーズワールド(神田)で作品展
2019年10月〜11月 ECOM駿河台(御茶ノ水)で作品展開催予定など

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