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コキンチョウ

コキンチョウ(Erythrura gouldiae)のオス作ってみました。英名はGouldian finch。
オーストラリアの北部に生息する、忘れ難いほど色鮮やかな小鳥です。今回作った子は頭部が赤いですが、黒の方が多い様です。7月の個展の際にすでにお披露目してますが、ブログではまだだったので、少しご紹介します。

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この鳥が水浴びしている動画を見て、それを見ていたらカラフルなこの鳥が無性に作りたくなりました。普段は使わない色だらけ、本当に驚きの配色です。実際には見たことないのに、事前リサーチもそこそこ、勢いで作り始めてしまいました。でも実は、作り始めてから気づいたのですが、オスの中央尾羽部分が細長く特徴的な形をしてました。この細さ、羊毛フェルトは最も苦手としています。でもある程度作ってから気づいたので途中でやめるわけにもいかず、ひとまず作り上げました。途中でやめるとそのまま作りかけになってしまいそうだったので、勢いだけで作りあげ、満足しました。

160823コキンチョウ2
成鳥の見た目にもすでに驚きますが、何がすごいってヒナの異形っぷりとその動きがまたすごい。まるで宇宙人です。まず写真で見てびっくり、動画で見てまたびっくりなんです。嘘だとおもったら一度検索してみてください。絶対二度見します。実際に本物を見ていないので、いまだに信じられないぐらいです。。。現地オーストラリアでいつか見てみたいなぁ。

このコキンチョウはペット取引のために大量に捕獲された歴史があり、2008年までのIUCNレッドリストではEN(絶滅危惧種)とされていました。現在はNT(近危急種)に格下げされていますが、そうはいうものの、心配要因はまだまだ多く、オーストラリア国内でも様々な保護活動がおこなわれているようです。

ちなみにネットで検索したら日本国内でも販売されているようです。おそらく飼育繁殖個体ではないかとは(私の個人的な考えですが)思いますが、購入される方はきちんと出どころを確認してほしいと思います。

160823コキンチョウ1
この鳥のように、鳥界には目を疑うような鮮やかでカラフルな鳥がいます。鳥を作っていると、自分では思いつかないような様々な色の組み合わせに出会うのも楽しみのひとつです。身近な鳥を作ることが多いですが、時々こうした一生出会えるかわからない憧れの鳥も作っていけたらと思います。

以下、コキンチョウに関してご参考まで
・BirdLife InternationalのFactsheet
http://www.birdlife.org/datazone/speciesfactsheet.php?id=8695
・オーストラリアの環境・エネルギー省(Department of the Environment and Energy)のデータベース
https://www.environment.gov.au/cgi-bin/sprat/public/publicspecies.pl?taxon_id=413#population_information
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プロフィール

つぐみ

Author:つぐみ
羊毛ニードルフェルト作家。自然や野生の生き物をお手本にいろいろ作っています。
東京農工大学卒。国際自然保護NGOで働いた後、独学でニードルフェルトをはじめました。自然や鳥、野生の生き物たちからインスピレーションを受け、色々なものを作っていきたいと思います。

日本ワイルドライフアート協会会員
Facebookページ「つぐみ工房」https://www.facebook.com/toritokinoko

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2016年2月17日〜22日にモノギャラリー(吉祥寺)で個展開催
2016年7月7日〜23日にnito cafe(吉祥寺)で個展開催
2016年11月20日、23日、26日、27日に東京港野鳥公園で作品展開催
2018年1月14日〜20日 第5回女視展(有楽町)参加
2018年11月11月〜12月2日 谷津干潟自然観察センター で作品展
2019年8月、2019年8月 ホビーズワールド(神田)で作品展
2019年10月〜11月 ECOM駿河台(御茶ノ水)で作品展開催予定など

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