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ムクドリ

ムクドリ(Sturnus cineraceus)作りました。都市部では身近な鳥ですが、あまり注目されないどちらかというと地味な鳥ですよね。顔の模様がなんだかんだごちゃごちゃして、目の周りが汚れてるように見えちゃう残念さ。でも動きや鳴き声が陽気で、何やらウキウキ感があって、留鳥だけど春が似合う鳥だと思います。

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全体的に黒っぽくて地味ではありますが、ムクドリ類特有の背面の羽が優美で美しいと思います。作るにあたっては、ムクドリも綺麗だし可愛いのだぞ、というのを表現したいという気負いがあって、若干その部分を強調しすぎてしまったかも。もう少し手を加えるかもしれませんが、体型や佇まいはとても気に入ってます。

実はタンポポの黄色と一緒に撮りたくて作りましたが、出来上がった頃にはみんな綿毛になっちゃいました(^_^;)
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この時期キャラキャラとにぎやかに鳴きながら、ペアで仲良く行動しているのが微笑ましいです。地面を歩きながら、主に虫などを探しているのだと思いますが、前に口からトカゲをぶらさげているのを見たときにはちょっとギョッとしてしまいました。でも、そういえば都会派でもありながら、ゴミや人の食べ物をあさっているイメージがまったくない鳥ですね。

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人間と近いところで暮らしているという象徴的な事例として、家の雨戸の戸袋などに巣を作ることがあります。以前住んでいた家の前の戸建ての家に巣作りしていたことがあり、その家は営巣中雨戸を開けず、ムクドリに譲ったんだ偉いなぁと感銘を受けました。周辺は汚れるだろうし声も騒がしいと思うけど、ほんの一時期のことだし、彼らにとっては命がけの一大事なのだから、そこのところほんの少しぐらい譲ってあげられる寛大な心を持ちたいですね。

かつては農業に害を与える虫を食べる益鳥として扱われていたのに、そのうち鳴き声や糞害が問題になり、最近はあまりいいイメージの鳥ではなくなってしまったのは残念です。確かに四方八方から続々と集合して、相当数のムクドリがおのおの鳴きながらねぐらに集まっている様子は、かなりインパクトありますね。なんとかうまく折り合いつけて仲良く暮らしていけるといいなぁと切に願います。またムクドリは文学作品などに多く登場するという側面もあり、なかなか興味深いです。まだまだ掘り下げがいのありそうな鳥ですね。

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私自身はムクドリを見ているのがけっこう好きなのですが、うちの庭には本当に時々しか来なくて残念です。
なかなか観察すると楽しい気分になる鳥なので、みなさんぜひムクドリにご注目を。
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プロフィール

つぐみ

Author:つぐみ
羊毛ニードルフェルト作家。自然や野生の生き物をお手本にいろいろ作っています。
東京農工大学卒。国際自然保護NGOで働いた後、独学でニードルフェルトをはじめました。自然や鳥、野生の生き物たちからインスピレーションを受け、色々なものを作っていきたいと思います。

日本ワイルドライフアート協会会員
Facebookページ「つぐみ工房」https://www.facebook.com/toritokinoko

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2016年2月17日〜22日にモノギャラリー(吉祥寺)で個展開催
2016年7月7日〜23日にnito cafe(吉祥寺)で個展開催
2016年11月20日、23日、26日、27日に東京港野鳥公園で作品展開催
2018年1月14日〜20日 第5回女視展(有楽町)参加
2018年11月11月〜12月2日 谷津干潟自然観察センター で作品展
2019年8月、2019年8月 ホビーズワールド(神田)で作品展
2019年10月〜11月 ECOM駿河台(御茶ノ水)で作品展開催予定など

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