2018/06/20
今年もリトルターンアートプロジェクトに参加します
去年作り尽くした感もあるのですが、コアジサシ見たさに、また今年もリトルターンアートプロジェクトに参加します。(去年の様子はこちら)先日2回開催された取材会に参加してきました。


一回目の時はとにかく暑くて、観察しているこちらもバテてしまうお天気でした。この時はまだヒナはいなくて、卵をあたためる親を観察していましたが、彼らも暑くて上を向いてみんな口を開けてました。
本当は一回目の取材で終えるつもりが、やっぱりどうしてもヒナが見たかったので二回目も参加してきました。この日は雨の合間の曇りで少し涼しく快適でした。念願のヒナも見られて納得できました。
去年はひたすら資料写真を撮っていましたが、今年はきちんと集中してスケッチしました。おかげさまで去年作り尽くしたと思っていましたが、制作のヒントちゃんともらいました。
一回目はひっきりなしにハシブトカラスの襲撃を受けて、見てる側からどんどん卵がとられていき歯ぎしりする思いでしたし、二回目はカラスに加えて、ハヤブサ、チョウゲンボウ、トビといった猛禽類がどんどん来て、親たちはなかなか落ち着けず、改めて過酷な環境であることを思い知らされました。営巣地出来立ての時は天敵が少なくても、営巣地ができて何年も経つと、天敵となる鳥たちもこの営巣地を自分たちの狩場として認識するので、いつまでも快適な営巣地のまま存続し続けることは難しいということのようです。スタッフの方からも今年の厳しい状況について詳しく説明があり、人工の環境を鳥たちに活用してもらうという素晴らしい取り組みである一方、人工的な場所に大きな営巣地を作って管理していくことが決して簡単なことではないのだということも身をもって感じることができました。でも、こうした取り組みや調査研究が、今後の生き物たちのと共生のための課題解決に役立っていくのだと信じ、この取り組みを応援していきたいと思います。
イワツバメたちも元気に子育てしていました。

さぁて、私は私の仕事を。記憶が新しいうちに、今年もコアジサシ作りますよ〜。お楽しみに。
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