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コアジサシたちのにぎやかな子育て

遅ればせながらブログに書くのは初めてかもしれませんが、今年はコアジサシ・イヤーと言えるほどたくさんコアジサシを見てきました。営巣地整備作業と、営巣調査研修、営巣調査3回、リトルターンアートプロジェクトの取材1回、観察会1回と、計7回もリトルターン・プロジェクトが活動している東京都の森ヶ崎水再生センター屋上に行って、営巣の様子を観察してきました。コアジサシが渡ってきてから、求愛しているところや、卵を産んで温めているところ、ヒナたちが生まれて、よちよちのヒナがそのうち大きくなって飛べるようになる、など彼らの子育ての一部始終を観察できる貴重な体験をさせていただきました。

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そして観察中の私。左側に広がっているのがコアジサシの人工の屋上営巣地。
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ことのはじめは昨年の東京港野鳥公園での個展の時に、私の作品を見ていただいた際に、フェルトでもコアジサシを作って欲しいとリトルターン・プロジェクトのMさんから熱心なアプローチがありました。「ではぜひ次季営巣シーズンには子育ての様子を観察させてくださいね」とお話していたのです。そんな中シーズンがやってきまして、これもご縁だし、今年は営巣調査など参加できるものはなるべく参加して、コアジサシを観察させてもらうだけでなく、彼らの現状を身を持って知ることができたらと考えたわけです。コアジサシを間近に知るには絶好のチャンスです。また幸運なことに私が所属している日本ワイルドライフアート協会の有志や他の作家さんたちが一緒になってリトルターン・アート・プロジェクトが立ち上がるという話を聞き、私も参加することにしました。

取材会の様子などこちら(リトルターン・プロジェクトのブログ)

こうした経緯を経て個人的にもコアジサシをきちっと作れるようになりたいという気持ちと、リトルターン・プロジェクトの方々の熱心な活動とコアジサシ自体を応援したいという気持ちもあり、今回本腰入れてのコアジサシ作品作りに至りました。

実際観察して、飛んでいるコアジサシではなく、熱心にヒナたちの世話をする親たちを見るのは本当に新鮮でした。写真などでは見たことがありましたが、それ以上にヒナたちは言葉にできないぐらいかわいくて、親に甘えて下に潜り込んだり、おねだりによちよちバタバタと親に走り寄って行ったり、体を同じぐらいの長さの魚をもらって丸呑みしてゆらゆらしていたり、親のふわふわの羽毛の下に潜りこんでウトウトしていたり、シェルターレンガの下にヒナたちだけで集まってワイワイしていたり、と微笑ましい姿を見せてくれました。でもその反面、暑さにつらそうにあえいでいたり、他の大人に攻撃されたり、過酷な環境に耐えられず息絶えてしまった多くのヒナの死体も目にしました。こうしたすべてを観察することができ、コアジサシの存在が近く感じられるようになり、個人的にもとてもよい経験になりました。

と、前置きが非常に長くなりましたが、ようやくそうこうして観察してきた成果が今週末のジャパンバードフェスティバルにて、他の方のコアジサシ作品と一緒にお披露目されます。

LTAPに参加された方は皆、コアジサシの力になりたいという志のもとに集まり、作品を制作されています。そうした思いの込もった素晴らしい作品が並びますので、ぜひその思いと作品の素晴らしさを堪能していただきたいと思います。

私の作品は「コアジサシたちのにぎやかな子育て」と題した親3羽、ヒナ6羽、卵3個で営巣地を再現したそこそこの大作です。ヒナに小魚を運ぶ親、それを待ちわびるヒナ、シェルターに隠れるヒナたち、ヒナを見守る親の幸せな様子とそのふわふわに守られて安心しているヒナたち、など私の印象に残った風景が再現できればと思っています。

ヒナっこ。ふわふわはフェルトの専売特許。
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制作した作品を部屋で並べてみる。
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部屋で並べてみたりはするものの、今回はリトルターン・プロジェクトのスタッフの方にもご協力いただき、実際シェルターに使用されているレンガや巣材の貝殻などご用意いただき、実際の風景さながらに再現しようと思っています。なので、当日会場で展示してみないとどんな風景に仕上がるかわかりません。私もドキドキ楽しみにしています。みなさんもぜひどんな景色ができあがっているか確認しに来てくださいね。

ジャパンバードフェスティバルでのLTAPの展示概要はアビスタ会場1階ストリート部分での「リトルターンアートプロジェクト作品展」会場と、私のフェルト作品はアビスタ2階の第2学習室内「バードカービングで社会貢献」内山春雄先生の展示会場の中で展示いただきます。

リトルターン・プロジェクトのブログ

ジャパンバードフェスティバルの公式サイト

鳥切手さがし

少し前に、久しぶりに無性に切手が欲しくなって一人で切手あさりに出かけました。

鳥の切手を集めています。切手は小さな絵画みたいだし、集めても場所とらないとこが好きなのです。子供時代はただ切手をきまぐれかつ闇雲に集めてましたが大人になってからは鳥に限定しました。あと、最近は写真の切手が多くなりましたが、私は特に絵のものが好きです。それでも鳥切手はどの国も出していて種類も多いので、自分ルールを設けてゆる〜く集めています。

今回は先日行ったニュージーランドの切手で持っていないものを重点的に探しました。行った時に買えれば一番良かったのだけど、出たばかりの切手以外は意外と郵便局には置いていないし、まぁ鳥を見るのに忙しくて旅の間はそんな余裕はなかったので、今回ちゃんと探せてよかったです。
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今あるコレクションの中でお気に入りのひとつがキーウィの丸い切手。すでに2種類持っていたのですが、まさかの金、緑、紫の別の3色をみつけたので、すかさずゲット。あと今回一番欲しかったタカへも無事買えました。あとは、使用済みコーナーと未使用コーナーを4時間も居座ってくまなく探し(この時間が楽しぃ〜)、安くて良さげで持ってないもの中心に買ってきました。久々切手欲が満たされて、とても満足v(^ ^)v

へんなものみっけ!コノハ第二弾

みなさま『へんなものみっけ!』第一巻は読みました? 今年7月に発売された早良朋さんの漫画「へんなものみっけ!」は月刊ビックスピリッツに連載されています。ご縁があって早良さんから漫画の中に登場するコノハズクの制作を依頼され、発売当初に宣伝用に一羽制作したことはすでにご紹介しましたが、今度は早良さんご自身に活用いただくためよりストーリー中のイメージに近い一羽を制作しました。

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「似てる?」www
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ブロマイドショット。不思議なものでたまにリアル系じゃないものを作ってなんだか癒されました。
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前回は時間の都合で背面など私の方でざっくりと作りましたが、今回は早良さんが直々に後ろ姿や横の姿を描いて送ってくださったので、それを参考によりイメージに近いものが作れたのではないかと思います。

普段つくるリアルな鳥とは違って、目力強めで小さいながらも存在感抜群の一羽となりました。

協会展前に作っていたので、ツミとのこんなコラボショットも。コノハズクのいっちょ前感がほほえましい1枚です。
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ぜひ漫画『へんなものみっけ!』で活躍するコノハズクちゃんをチェックしてみてくださいね。
早良朋さんのブログでも取り上げていただいていますので、こちらもぜひ。
http://kokokarahajimeru.hatenablog.com

協会展にご来場ありがとうございました

9月27日〜10月3日まで東京・市ヶ谷で開催されていた日本ワイルドライフアート協会展が無事終わりました。お礼が遅くなりましたが、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。また、日本ワイルドライフアート協会の皆さんの素晴らしい作品に囲まれて刺激的な1週間でした。

作品展示については、いつもやる限りは後々来場された方の印象に残るようにと欲張って展示しますが、今回もみなさんの反応を見て、欲張った甲斐はあったと思いました(笑)。

ツミのファミリー。展示前は猛禽としては小さいく見た目も少し地味かなとも思いましたが、見ていただく高さを意識して高低差で工夫をしたのでうまいこと展示できたと思いますがいかがでしょう。171006JAWLAS展1

コミミズクは中庭に面したガラス戸前に展示してみました。171006JAWLAS展3

暗闇を飛んでいるかのように演出できたコミミズク。その下に地味に潜んでいたトラツグミも玄人の皆様になかなか好評でした。171006JAWLAS展2

いつもながら多くの皆様に感想などを聞かせていただき、大変はげみになりました。
夏の間は引きこもって制作おりましたが、秋の始まりとともにたくさんの方と交流できていい刺激になりました。

今後、ジャパンバードフェスティバルでのコアジサシの展示、年明けのグループ展参加と続きます。
また近々お会いしましょう。

プロフィール

つぐみ

Author:つぐみ
羊毛ニードルフェルト作家。自然や野生の生き物をお手本にいろいろ作っています。
東京農工大学卒。国際自然保護NGOで働いた後、独学でニードルフェルトをはじめました。自然や鳥、野生の生き物たちからインスピレーションを受け、色々なものを作っていきたいと思います。

日本ワイルドライフアート協会会員
Facebookページ「つぐみ工房」https://www.facebook.com/toritokinoko

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2016年2月17日〜22日にモノギャラリー(吉祥寺)で個展開催
2016年7月7日〜23日にnito cafe(吉祥寺)で個展開催
2016年11月20日、23日、26日、27日に東京港野鳥公園で作品展開催
2018年1月14日〜20日 第5回女視展(有楽町)参加
2018年11月11月〜12月2日 谷津干潟自然観察センター で作品展
2019年8月、2019年8月 ホビーズワールド(神田)で作品展
2019年10月〜11月 ECOM駿河台(御茶ノ水)で作品展開催予定など

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