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ヒクイナ

庭にヒクイナ出現!なわけではありません。新作のヒクイナ(Porzana fusca)です。
尾をひょこひょこしながら、地面を探り歩いている雰囲気を再現してみました。

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前の冬に初めて見ることができました。なんともマットな美しい色が印象的。ちょろっと姿を見せてくれても、すぐ草陰にひっこんでしまうので、いつかじっくり観察してみたいです。

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出来上がりの雰囲気にはとても満足してます。でも色の仕上がりはなんとなくしっくりきてるような、きてないような、という感じなので、一旦完成とはしたものの、皆さんにお見せする時はまた色が変わっているかもしれません。美しい色をしているのですが、太陽に照らされている時の色と、暗いところでの色の印象が異なるため、色選びが悩ましいのです。こういう時こそ、自分の目で見た時の印象が重要なんですけどね〜

ベニマシ子

ベニマシコ(Uragus sibiricus)を作りました。仕上がったような途中のような、もしかしたらまた少し手を加えるかもしれませんが、ひとまず完成ということで。もう巷はすっかり春なのにいまさらベニマシコ〜と自分でつっこみたくなりますが、作りたいと思ってからどんどん季節が流れていくので、いつも若干季節外れな感じになってしまうのは仕方ないのです。
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ベニマシコといえば赤色が鮮やかなオス!とお思いでしょうが、ひとまず最初にメス作っちゃいました。なんとも可愛い。赤いオスを見るとテンションは上がりますが、オスはちょっと怖い顔に見えるもあって控えめな雰囲気のメスが好き。ちょこっとついた小さな嘴とつぶらな目。いつ見ても草の実などを口の周りにいっぱいつけて、モグモグしてるとこも癒されますね〜。

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この冬には、オスメス一緒のところをしっかり観察できたので、本当は続けてオスも作りたかったのですが、思いのほか苦戦したため、ひとまずメスが出来てひと休み。いつものことながら、地味な鳥はとっても難しい。優しく穏やかな顔で、ひかえめな佇まいになるよう心がけました。またいつか気分が高まったら怖い顔のオスも作ります。

ほんとうは冬らしい枯野のセイタカアワダチソウとかにのっけて写真を撮りたかったのですが、あっというまに春めいてしまった庭で満開間近のモッコウバラと一緒に。

160416ベニマシコ3

160416ベニマシコ2

なんでしょうね、このかわいさ。口と目の顔に占める割合のせいなのでしょうか。まるで妖精です。冬になると探してしまう食いしんぼうな妖精(笑)。ちなみにベニマシコのマシコは猿のことだそうで、バーダーの皆さんの今年の年賀状にはたくさん登場したのではないでしょうか。

季刊誌『te.』に掲載されました

大阪にある手織り用品の専門店「ておりや」さんの季刊誌『te.』で2月の作品展の様子をご紹介いただきました。写真たっぷりで楽しい記事にしていただきました(ここでは誌面ごらんいただけず、すいません)。

160405ておりや季刊誌

実際にお店にうかがったことはありませんが、織ったり編んだりが好きな人にはたまらないお店のようです。関西方面に行く時には、ぜひお店にもお邪魔してみたい。

http://www.teoriya.net
※『te.』は購読できます。4/5現在、最新号についてはまだサイトに掲載されていないようですが。。。

プロフィール

つぐみ

Author:つぐみ
羊毛ニードルフェルト作家。自然や野生の生き物をお手本にいろいろ作っています。
東京農工大学卒。国際自然保護NGOで働いた後、独学でニードルフェルトをはじめました。自然や鳥、野生の生き物たちからインスピレーションを受け、色々なものを作っていきたいと思います。

日本ワイルドライフアート協会会員
Facebookページ「つぐみ工房」https://www.facebook.com/toritokinoko

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2016年2月17日〜22日にモノギャラリー(吉祥寺)で個展開催
2016年7月7日〜23日にnito cafe(吉祥寺)で個展開催
2016年11月20日、23日、26日、27日に東京港野鳥公園で作品展開催
2018年1月14日〜20日 第5回女視展(有楽町)参加
2018年11月11月〜12月2日 谷津干潟自然観察センター で個展
2019年8月、2019年8月 ホビーズワールド(神田)で作品展
2019年10月〜11月 ECOM駿河台(御茶ノ水)で個展開催など

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